会長あいさつ

 宝塚市薬剤師会は昭和29年に誕生し、令和元年8月で65周年を迎えることができました。
 現在、宝塚市薬剤師会は約二百名の会員が在籍し、その多くが調剤薬局や病院、老健施設等に勤務しております。
日常業務においては、医薬品の販売、処方箋の調剤、お薬についての相談や、自宅で療養中の患者様を訪問する在宅訪問などを行っております。
その他、行政とも協力体制をとり、宝塚市立休日応急診療所への出務や、いきいき百歳体操でのお薬講座なども行っており、市内各学校の環境衛生管理や薬物乱用防止教育を行う学校薬剤師業務など、さまざまな場面で市民の皆様の健康維持のお手伝いをさせて頂いております。
 また、宝塚市立病院の薬剤部とも連携を行い、入退院時の情報提供、カンファレンスへの参加や、薬薬連携・多職種連携の研修会を開催するなどして、ポリファーマシー(多剤服用)対策についても積極的に取り組んでおり、チーム医療の一員として、多職種の方々からも信頼される薬剤師をめざし、地域医療に貢献していけるよう尽力していきたいと思っております。
 市民の皆様には、お薬手帳を活用した医薬品の適正使用はもちろんのこと、病気にならないための習慣づくりや病気になっても重症化させない健康づくりをサポートさせていただきたく、お薬に関する疑問については「かかりつけ薬剤師」を持っていただき、気軽にご相談ください。

会長 森本 愛